私がこの仕事を始めたのは、私自身を治したかったからです。
小学校３年生（権太坂小）の時、交通事故に遭い、右大腿骨骨折と肝臓破裂で３ヶ月入院しました。事故との因果関係は分かりませんが、その後、肩が凝り、目が悪くなりました。
時は流れ、下水処理場を作る会社に勤務し、１日中パソコン作業（製図）をしていました。姿勢も悪く、疲れやストレスも溜まっていたのか、背中や首の凝りがひどくなってきました。
母の薦めで吉野町にあるカイロプラクティック「エバーグリーン」に行きました。北島三郎似の藤原院長に「右の骨盤が上がって、右足が短くなって、背骨が側弯して、右肩が下がっているね」と言われました。そんな風に教えてもらったのは初めてだったので、衝撃でした。
骨盤を矯正された後で、「これで腰の痛みがなくなったでしょ？でも、すぐ治るということは、すぐズレるということ。毎日少しずつね。だから自分でよくしないといけないんだよ」
痛みは治してもらうもの 　→　 痛みは自分で治すもの　
という考え方を教えてもらったのです。
さらに「この仕事やってみない？　他の人を通して自分がよくなるよ」 。この言葉を信じました。
その後、藤原院長に弟子入りすると同時に、鍼灸あん摩マッサージ指圧の専門学校で国家資格を取り、現在に至っております。
おかげさまで、この仕事をするようになって、かなり私の体はよくなりました。まだ背骨の側弯や背中の痛みは少し残っていますが、これもなくそうと日々、自分の体で研究しています。
こんな私ですが、どうぞ末永くご愛顧よろしくお願いいたします。